<最近のお仕事20150126現在>

■映画『ミッシング・デイ』CM
芸人・こにわ氏起用動画


■映画「アップルシードアルファ」CM制作
・BUTCH氏起用TrueViweCM
・インタビュー動画

■映画『ポイント・ブランク』CM
カイジ芸人伊藤広大氏起用

■映画予告編
『マップ・トゥ・ザ・スターズ』

■SONY ActionCam 女子アイスホッケー

■演劇・映画の学校ENBU募集CM

■チャンネル銀河ドラマ「水滸伝」CM

■ウフルCM集
・社員紹介編:http://youtu.be/NoZERjj8O_w
・デルタフォース編:http://youtu.be/do2UuoPKEXc
・ラブストーリー編:http://youtu.be/v9XXgvn3jJ8
・英会話教室編:http://youtu.be/lRJvtPX1_3c

2014年11月6日木曜日

もの作りの戦いは世界共通

運よく、デヴィッド・クローネンバーグ監督の話を聞く事ができた。
いろいろな話の中で、12月20日公開の最新作『マップ・トゥ・ザ・スターズ』では、自身初のアメリカ・ハリウッドで撮影した作品。→「予告編」
今までハリウッドに憎しみや怨恨があって撮らなかったということではなく、ファイナンスの問題を強調されていた。単純にカナダで撮るほうが安いし、実際にハリウッドで今回撮影したら「久々の長編映画の撮影だ!」と喜ばれたらしい。(TVドラマの撮影はされているらしいが。)
へー。まあ、確かにそうかも知れない。アメリカの中でも今は、ルイジアナ州とか舞台がロスでも他州か国外で撮影しているそうな。

自分のやりたい表現を自分のコントロール下で行うとなると、スタジオとは絡まず自分で資金集めからなにからなにまでやらなくてはいけない。71歳の巨匠にしてこのスピリッツ...日本だけが特別に恵まれてないわけではなく、インディペンデント・スピリッツを持つ表現者たちは世界のどこでも苦労して戦ってるんだな〜と思った。
(ジム・ジャームッシュも『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ』を作るまで資金集めで何年もかかったり頓挫しかけたり…)

最新作『マップ・トゥ・ザ・スターズ』は、ハリウッドの住人たちやあるファミリーをモチーフに人間の強烈な欲望、野心に向かって必死に格闘する人々のエネルギーを描いた痛烈な風刺劇です。これはハリウッドの住人ではなくても共通する現代性を持った作品であることがより理解できました。
いまの言葉でいうと、“承認欲求”に駆られた人々…
見れば見るほど面白い作品です。来月公開です。
https://www.facebook.com/mapmovie
https://twitter.com/mapmoviejp


2014年11月2日日曜日

世界のインディペンデント映画のクオリティー。日本では実現できないのか?問題。


去年、今年と毎回行くたびに度肝を抜かされる作品に出会える映画祭、「札幌国際短編映画祭」。特に海外のインディペンデントの監督作品のクオリティー、規模、内容の高さには、すごいというかどうやって成立させているのか不思議でしょうがない。「資金集め」「スタッフィング」「回収モデル」は???さっぱりわからない。去年グランプリの『Death of A Shadow(https://www.youtube.com/watch?v=FEt1e-g1vLs)」の監督Tomもこの作品に5年費やして自分で作品のためにカメラも開発したとか言ってたけどどうやって食ってるのか。。そして今年のグランプリ「Habana(http://vimeo.com/85556066)」もすごかった。普通のショートムービーを見てる気分じゃなくSF超大作だった。バジェットもすごそうだなと思ったけど、メイキングをみたらVFXなどを駆使して工夫しているのかなと思った。(それにしてもお金かかるけど...)あと、撮影の規模感も気合いが入っているし。このあたりを勉強したいとか言ってる時間はないのですごく焦る…

『HABANA』メイキング
http://vimeo.com/89421702


2013年7月5日金曜日

【交流会イベント告知】「本気で世界をせめる! ガチトーク vol.1」 クリエイターとプロデューサーのガチトーク

【告知】

今年の3月、韓国で開催された「ASIA-EU CARTOON CONNECTION 2013」に初参加しました。
ヨーロッパとアジアのプロデューサーが集まり、アニメーションの国際的な協働や共同製作を話し合うフォーラムです。

そこで衝撃だったのは、主催国・韓国のプロデューサー陣のアグレッシブさでした。韓国は官・民一体で、あらゆる国と共同製作や国外販売を積極的に行っているのです。

僕はずっと、「世界の最前線に立つにはどうしたらいいのか?」を考えています。
僕らにはさまざまな事情はあります。クリエイター個人の努力だけでは限界があります。企業プロデューサーも不況の中、思い通りの企画を成立させられません・・・。
こんな状況を打開するには、まずは仲間内だけでなく、異分野・異職種・異職務の人と話し合おう
!様々な問題をあぶりだしながら、クリエイターとプロデューサーが交わり、情報が行き交う場。
ネット世界だけでなく、リアルな場を作ろうと、思い立ったのです。

「ASIA-EU CARTOON CONNECTION 2013」を案内してくれたオフィスHの伊藤裕美さんと、「クリエイターズワールド」を立ち上げ、11 回運営してきた雲井真理子さんといっしょに、「本気で世界をせめる!ガチトーク」を始めます。

毎回クリエイターやプロデューサー等のゲストスピーカーを交えたトーク&ディスカッションをし、後
半は参加者が誰でもアピールしたいことを宣伝できる「オープンマイク」や、お困りごとを相談できる「駆け込み寺コーナー」などを考えています。

まずは始めてみよう!第1 回のトークゲストは、アニメーション作家の青木純さんです。
1 回目は実験的に行い、これからいろいろ仕掛けてみたいと思っております。ふるってご参加ください!
青木基晃(アミューズソフト企画部プロデューサー)
開催概要
□タイトル: 本気で世界をせめる!ガチトーク vol.1
□日時: 2013年7月27日(土) 15:00~17:30
□場所: 渋谷CUE702
http://cue702.com/
東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC 第2 ビル 7F 702 号室
(※渋谷駅の宮益坂口を出て、明治通りをビックカメラ方向に4 分位歩くと 右手に「PRONT」があり
ますのでそこを右折してください。坂をすこし行ったところにある、1 階にon the corner と言うカフェ
があるビルです。)
□参加費: 1000 円(当日徴収します。おつりの出ないようにお持ちください)
□ご質問のある方、ご参加希望の方は下記アドレスへメールをお送りください。
hito@officeh.net
* 件名に「本気で世界をせめる! ガチトーク vol.1」と記入してください。
* 本文にお名前、お電話番号、ご職業をご記入ください。
* 定員になり次第締め切らさせていただきます。
□呼び掛け人: 青木基晃 伊藤裕美 雲井真理子
<当日スケジュール>
15:00 開始
* オープニング(呼び掛け人の挨拶 青木・伊藤)
* 第1部 トークA 青木基晃 (「ASIA-EU CARTOON CONNECTION 2013 報告)」 with アニメー
ション参加、青木純さん
* 第1部 トークB 伊藤裕美 (世界をせめるって、なに?・・・密かに準備するプロジェクト紹介)
(5分休憩)
* 次回に向けての問題提起
* 第2部 「オープンマイク」(お困りごと相談「駆け込み寺)」、進行:青木
* 交流会 残り時間は自由に意見を出し合い、交流しましょう。
17:15 終了 (17:30撤収)
* 飲んで、食べて、話す「2次会」へ
「本気で世界をせめる! ガチトーク」facebook>> https://www.facebook.com/gachitalk

2013年6月16日日曜日

竹谷隆之展に行ってキタヨ。必見の展覧会。Visual artists “Takayuki Takaya” exhibition



今日は久しぶりの休日だったので、脳に刺激を与えるために3月のカトゥーンコネクションでお会いした朽網さんが所属するIDAさんが主催する「竹谷隆之の仕事展」に行ってきた。

造形ドキュメント映像

とくかく圧巻の展示だった。
細部へのこだわりから全体の世界観までこんなの見たことない!!の連続でした。
そしてなぜか奇跡的に写真撮影OKだったのでいくつかUPしておきます。

これはサムライ型のプレデター。


「漁師の角度」という作品集から。クリーチャーを退治する漁師?とそのクリーチャーをひたすら解体する「青木」という黒人。。

なつかしのオーラバトラーダンバインの頭部。

自分を手術して自己修復する蜘蛛男。

ご存知ハカイダー。
足下で踏みつけられているのはヒーロー。。。?


ということで、僕の写真はヘタクソすぎるので実際にご覧になることをおすすめします。

展示物はデッサン画もあるんですが、とにかくうまい!

今月中はやっています。
銀座線末広町駅下車、アーツ千代田3331です。

2013年5月30日木曜日

カンヌ映画祭に行ってきて感じたこと。映画について信頼できる国内のメディアは(あるのか!?あまりないのか?)


カンヌ映画祭に行っていました。
映画「祭」っていうくらいだから確かにお祭り騒ぎというか人がめちゃめちゃこの時期は多いです。そして、レッドカーペットを歩くセレブ達。上映会でのスタンディングオベーション。。。。

はなやか〜〜。

でも別の側面というかメインはマーケット(市場)なんですね。
映画の試写が朝から晩まで回っており、無数の商談ブースを蜂のように出たり入ったり
動きまくる各国のバイヤー達。。。
そのマーケットに参加してきましたよ。

で、参加しているバイヤーにとって日々の情報は大切なわけで、「毎朝ホテルやメイン会場などあらゆるところで毎日発行されているSCREENやHOLLYWOODREPPRTER,
VARIETYなどの雑誌のピックUPは日課よ!」と以前AFMというアメリカのフィルムマーケットに参加した時に先輩に教えられた言いつけを守って今回も朝からまずこれらに眼を通しながら朝飯とか食べてました。



うむ。。。やはり欧米のメディアは特に映画に関しては容赦ない辛辣な記事なども多いですが評価すべきは評価されていて映画愛というか歴史なのか文化なのか、そんな奥深さを
感じます。
そんな中日本国内のメディアで、レッドカーペットや、どんな服装だとか、俳優さん周りの芸能チックな情報の他に映画についてバイアスがなくフラットな視点で語るメディア、ジャーナリストがどれくらいいるのだろうか?という疑問を感じることができました。
映画祭の現地にいたからこそもたげてきた感情でした。

なんか一つくらいは、映画会社の宣伝マンとの関係値がなくバイアスのかかってない、映画そのものを分析、解説してくれるメディア、人はいないものかな。。。

個人的に思いつくのは、町山さんや宇多丸さん、水道橋博士さん、あと江頭さん!!
たまたま江頭さんの映画批評を直に聞く機会があったんですが、この人、「オチ」まで
全部言っちゃう型の映画批評なんですが、それでも独自の基準を持って話してくれるから
オチを知っても実際に見たくなってしまった。

メディア、番組は、、、あんま思いつかないな。。もう映画紹介番組、コーナーはTVでは
壊滅状態ですからね。あとはネットやイベントでどうにかならないかな。。

そんな中で、入江監督(『SRサイタマノラッパー』ほか)率いる軍団が発行している
メルマガ僕らのモテるための映画聖典」はバイアス、人間関係などものともしないガチ批評でいまの日本の映画批評メディアの中で特異なメディアなのではないか!?とあらためて
思いました。

うーん。ガチすぎる。この人たちなんでここまで修行のように毎週毎週毎週映画を見に行き記事を書き連ねているのか。。。
たぶん、映画がないと死んでしまうような人たちなのでしょう。
そんなガチな批評、解説メディアがあっても「いいね!」