<最近のお仕事20150126現在>

■映画『ミッシング・デイ』CM
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■映画「アップルシードアルファ」CM制作
・BUTCH氏起用TrueViweCM
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■映画『ポイント・ブランク』CM
カイジ芸人伊藤広大氏起用

■映画予告編
『マップ・トゥ・ザ・スターズ』

■SONY ActionCam 女子アイスホッケー

■演劇・映画の学校ENBU募集CM

■チャンネル銀河ドラマ「水滸伝」CM

■ウフルCM集
・社員紹介編:http://youtu.be/NoZERjj8O_w
・デルタフォース編:http://youtu.be/do2UuoPKEXc
・ラブストーリー編:http://youtu.be/v9XXgvn3jJ8
・英会話教室編:http://youtu.be/lRJvtPX1_3c

2014年11月9日日曜日

短編映画作品の未来は?

短編映画、みなさんご覧になることありますか?
ほとんどの方があまり見る機会がないと思いますが(長編映画でさえ、年1〜2本っていう方が多いですからね。)

スマートフォンの普及によって短編映像の可能性は高まってきているとは思うのですが、長編作品よりも完成後の「出口」が少ない短編作品。(劇場公開やDVD化するのに尺自体が短い。)

人によっては、長編作品製作のための足がかりであったり、短編の中で独自の文法で成立させる作品を作ったり様々。
例えば、ピクサーの作品を観にいった時に冒頭に短編がかかりますよね。
あれは、新人にチャンスを与えるための「ワク」のようですよ。

「The Blue Umbrella」クリップ



そんな中、ちょっと古い記事ですがアジアの短編作品を配信するサイトがシンガポールで立ち上がってます。

Viddsee

アジアの短編作品を世界に紹介するサイトで、Facebookでも6万いいね!以上集まってます。(次の記事によるとyahoo!とコラボしているのでそこから少し支援してもらってるるのかな?  Yahoo!とコラボ )

このサイトの収益構造は見えませんが、このサイトにUPされる作品はかなりクオリティーが高いです。

僕はこれなんかが好きです。
「Last Interview (최종면접)」


日本にも短編アニメーションに特化した「短編.jp」というサイトもありますので
ぜひ覗いてみてください。

日本の映像・カルチャーの特徴的なひとつの要素にマンガ文化があると思います。
ペンひとつで作品を想像し、マンガ雑誌に掲載されコミックスで売れていく。
近年雑誌の売上げの下降にともない漫画家を目指す人が減らなければいいなと
思うのですが、こういった短編作品の創出から流通、そして回収までの新たなスキームが開発されてどんどん面白い作品が作られ多くの人の目にふれれrばいいなと思います。



2014年11月6日木曜日

もの作りの戦いは世界共通

運よく、デヴィッド・クローネンバーグ監督の話を聞く事ができた。
いろいろな話の中で、12月20日公開の最新作『マップ・トゥ・ザ・スターズ』では、自身初のアメリカ・ハリウッドで撮影した作品。→「予告編」
今までハリウッドに憎しみや怨恨があって撮らなかったということではなく、ファイナンスの問題を強調されていた。単純にカナダで撮るほうが安いし、実際にハリウッドで今回撮影したら「久々の長編映画の撮影だ!」と喜ばれたらしい。(TVドラマの撮影はされているらしいが。)
へー。まあ、確かにそうかも知れない。アメリカの中でも今は、ルイジアナ州とか舞台がロスでも他州か国外で撮影しているそうな。

自分のやりたい表現を自分のコントロール下で行うとなると、スタジオとは絡まず自分で資金集めからなにからなにまでやらなくてはいけない。71歳の巨匠にしてこのスピリッツ...日本だけが特別に恵まれてないわけではなく、インディペンデント・スピリッツを持つ表現者たちは世界のどこでも苦労して戦ってるんだな〜と思った。
(ジム・ジャームッシュも『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ』を作るまで資金集めで何年もかかったり頓挫しかけたり…)

最新作『マップ・トゥ・ザ・スターズ』は、ハリウッドの住人たちやあるファミリーをモチーフに人間の強烈な欲望、野心に向かって必死に格闘する人々のエネルギーを描いた痛烈な風刺劇です。これはハリウッドの住人ではなくても共通する現代性を持った作品であることがより理解できました。
いまの言葉でいうと、“承認欲求”に駆られた人々…
見れば見るほど面白い作品です。来月公開です。
https://www.facebook.com/mapmovie
https://twitter.com/mapmoviejp


2014年11月2日日曜日

世界のインディペンデント映画のクオリティー。日本では実現できないのか?問題。


去年、今年と毎回行くたびに度肝を抜かされる作品に出会える映画祭、「札幌国際短編映画祭」。特に海外のインディペンデントの監督作品のクオリティー、規模、内容の高さには、すごいというかどうやって成立させているのか不思議でしょうがない。「資金集め」「スタッフィング」「回収モデル」は???さっぱりわからない。去年グランプリの『Death of A Shadow(https://www.youtube.com/watch?v=FEt1e-g1vLs)」の監督Tomもこの作品に5年費やして自分で作品のためにカメラも開発したとか言ってたけどどうやって食ってるのか。。そして今年のグランプリ「Habana(http://vimeo.com/85556066)」もすごかった。普通のショートムービーを見てる気分じゃなくSF超大作だった。バジェットもすごそうだなと思ったけど、メイキングをみたらVFXなどを駆使して工夫しているのかなと思った。(それにしてもお金かかるけど...)あと、撮影の規模感も気合いが入っているし。このあたりを勉強したいとか言ってる時間はないのですごく焦る…

『HABANA』メイキング
http://vimeo.com/89421702